当サロン(整体カイロ・ロクシー)には、首痛・腰痛など多様な症状の方が来院されます。痛みの感じ方・経過は人それぞれで、施術の進み方も異なります。
ポイント: 経過は千差万別。数日で落ち着く方もいれば、数週間ごとに痛みが戻る方もいます。再発要因としては、枕の高さ不一致、栄養(ミネラル)不足、長時間同一姿勢などがよく見られます。
- 数日後に痛みが戻るケース:枕が合っていないことが多いです。
- お酒が多い/ミネラル不足:回復ペースが遅くなりやすいので、栄養面の見直しが有効です。
頸椎症・腰椎症と椎間板の基礎知識


椎間板(白色のゼラチン質)は中心の髄核と外側の線維輪で構成され、外側に向かうほど硬く、髄核が飛び出しにくい構造です。圧が一方向に偏る生活姿勢が続くと、線維輪にストレスがかかり、神経根・脊髄を刺激する要因になり得ます。MRI等の画像所見と自覚症状は必ずしも一致しないため、姿勢・動作の評価と合わせて見立てます。
検査とケア方針(保存的アプローチ)
- 検査: 可動域・筋緊張・知覚/反射・姿勢ラインを評価し、負担源を特定。
- 施術: 首だけでなく、代償が出やすい背中→腰→膝→足首まで連動調整。
- 生活習慣: 睡眠・栄養・運動・姿勢の4要素を同時に整える方針。
注意: 発熱・嘔吐・急な強い痛み/しびれなど急性症状は、まず医療機関の受診をおすすめします。施術は医療行為ではなく、予防・補完的なケアです。
ストレートネックと頸椎症の関係
スマホ・PCでの長時間の前傾や、上向き姿勢の持続により頸椎のカーブが失われると(ストレートネック)、首肩の負担が増し、放置で頸椎症(しびれ・痛みの一因)へ進むリスクが指摘されています。早期から姿勢・動作の再学習とセルフケアを取り入れることが有効です。
「詳しくは『ストレートネック改善の基本』をご覧ください
自然経過と免疫・栄養の考え方
椎間板ヘルニアは時間経過で軽快する報告もありますが(個人差あり)、その間の痛み緩和と再発予防には回復に必要な栄養と無理のない運動・睡眠が重要です。特にコラーゲンやミネラルは、日常食だけでは不足しがちという報告があります。
参考: 天然素材コラーゲンの機能性(小山洋一)
http://www.jilr.or.jp/research/tennensozaicollagen.pdf
成人女性の食事由来コラーゲン摂取量は平均約1.9g/日との報告があり、5〜10g/日の摂取で皮膚水分量や関節痛の指標改善が見られた研究も示されています(文献要約)。
出典:栄養学雑誌 70(2)
コラーゲンの吸収性の良い栄養分子の組み合わせ


よくあるご相談と対処の方向性
- 枕が合わない: 首の角度と肩幅に合わせて高さ/素材を調整。起床時の張りで再評価。
- 同一姿勢が長い: 30〜60分ごとに肩甲帯の可動域リセット(肩回し・胸椎伸展)。
- 運動で悪化: 反復衝撃が強い競技は一時強度を下げ、全身バランス型(例:登山・サッカー軽強度)に置き換え。違和感が出たら中止。
- 栄養が不安: 食材での補給が難しい場合、不足分のみサプリで補助という設計が無理なく続きやすいです。
免責事項: 本ページは一般的な健康情報であり、診断・治療の代替ではありません。
症状が強い/悪化する場合は医療機関を受診のうえ、当サロンでは補完的ケアとして支援します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 頸椎症とストレートネックはどう違うの?
ストレートネックは首の自然なカーブ(前弯)が減少した姿勢由来の変化。頸椎症は、椎間板や骨の変性で神経を圧迫し、しびれ・痛みを伴う状態の総称です。姿勢の乱れが長期化すると頸椎症へ進行するリスクがあります。
Q2. 痛みが軽くても整体を受けていい?
はい。痛みが軽いうちほど再教育(姿勢・神経バランス)がしやすい時期です。未然に整える予防整体は重症化を防ぐ安全な選択です。
Q3. コラーゲンなど栄養はサプリで補ってOK?
食事で難しい場合は補助としてOK。魚皮コラーゲンやミネラルのバランスが良い製品を目安に。飲み合わせはご相談ください。
Q4. 通う頻度の目安は?
初期は週1回〜10日に1回 → 安定後は月2〜3回 → 整ったら月1回メンテが目安です。
Q5. 医師の治療と併用しても大丈夫?
併用OK。痛み・しびれが強い場合はまず整形外科で診断(必要に応じて画像検査)をご確認の上、当サロンでは保存的ケアでサポートします。







コメント